トップページ > ブルゴーニュ生産者①マルサネ&フィサン&ブロション
ワインナビブログ

ブルゴーニュ生産者①マルサネ&フィサン&ブロションの最近のブログ記事

Bruno Clair ブリュノ・クレール

| コメント(0) | トラックバック(0)

なかなか読み終わらない『テロワールとワインの造り手たち』なんですが、とても面白く読ませていただいております。ゆっくり楽しませていただきます。

その中にも登場するこの造り手のお言葉もなかなか興味深い。

 

かつての名ドメーヌ、クレーユ=ダユを継承する高水準のドメーヌ

高い酒質のワインで定評のあったドメーヌ・クレール=ダユ――1919年、ブリュノの祖父にあたるジョゼフが設立、本拠地マルサネの向上に尽力した――が相続にともなう分裂の後、1980年代半ばに生まれたのがこのドメーヌ・ブリュノ・クレール。ワインを生み出す区画のほとんどは一族からのフェルマージュだが、アペラシオンはグラン・クリュからレジオナルまでとバランスがとれ、その総面積は20ヘクタール以上に達する規模の大きいドメーヌ。

最小限の有機肥料とこまめな手入れでしっかり管理されるドメーヌは、現在ブリュノとその片腕であるフィリップ・ブラン――つくりを担当――との二人三脚で運営されている。しっかりとトリを付した果実を用いる赤は、どちらかというと濃い色調ではあるものの、つくりに頼るようなところはなく、ぶどうはごく自然にワインに変身する。低温浸漬などはおこなわず、年にもよるが100パーセントの除梗はせず何割かは茎を残す。開放の木製発酵槽で野生酵母によるアルコール発酵は2週間から3週間におよび、日に数回にわたるピジャージュで色素と構成要素の抽出を図る。また新樽の割合は高くなく、ミレジム、銘柄にもよるが2割から5割ほど。

白はレジオナル、ヴィラージュともに樽発酵。なかでもグラン・クリュのコルトン=シャルルマーニュは3割の新樽を用いている。そしてロゼ。ドメーヌのもうひとつの顔ともいえるマルサネはピノ・ノワール100パーセントを使用し、3分の1は白と同じく収穫後すぐに圧搾し、色の付かない果汁を得る。残り3分の2は1日から3日間の低温のマセラシオンの後プレス、ほのかに色付いた果汁となる。それらをアサンブラージュし、イノックスのタンクでアルコール発酵。その後、フードルで8ヵ月間から12ヵ月間の樽熟。

植えられているのは平均で30年前後と安定した樹齢のウイルス・フリーのぶどう樹。なかにはサヴィニーのプルミエ・クリュ、ラ・ドミノード――1.7ヘクタールのなかの1ヘクタール強を占めるのは樹齢100年以上を数える1902年の植え付け――やクロ=ド=ベーズ――やはりその3分の2は1912年植え付けのぶどう――など尋常ならざる古木も見られる。

加えてヴィラージュ・クラスの立地も上々。モレのアン・ラ・リュ・ド・ヴェルジはクロ・ド・タールのすぐ上だし、シャンボルのレ・ヴェロワーユもボンヌ・マールの上部。それにヴォーヌ=ロマネのレ・シャン・ペルドリにいたってはラ・ターシュとグランド・リュの上部斜面というクオリティの高さ。ワインはテロワールを反映し、それぞれに素晴らしい仕上がりを見せている。

なお2006年のミレジムより貸し出していたボンヌ・マールが戻ってきた。広さは0.4ヘクタール、クロ・ド・タールに接する区画からつくられ、今後はクロ・ド・ベーズと並ぶドメーヌの柱となるグラン・クリュである。

                                      ~ラックコーポレーション資料より~

 

『私はたまたま、ジュヴレ・シャンベルタン村の二つのクリマでワインを造っている。クロ・サン・ジャックとレ・カズティエだ。この隣り合う二つの区画は、どちらも1958年に、同じ台木を使って同じぶどう樹が植えられた。どちらのぶどうも同時に成熟し、同時に収穫をおこなう。だが、ふたつのワインは確実に表現が異なる。これはまぎれもない事実だ。』

                              ~テロワールとワインの造り手たちより~

 

さてさてカボットで飲み比べますか??

 

 

Clos Noir クロ・ノワール

| コメント(0) | トラックバック(0)

いわゆる自然派はカボットでは、ほとんどやっていないのだが、この造り手はなかなか良いのでは?

といくつか扱っております。濃いんだけどしつこくない、若くから飲めるワインを造っています。

そしてなんと言ってもオーナーのセドリック・バタシさんは、ミュージシャンでありDJでもあるとのこと。

これは、カボットでやらないわけにはいきませんね(笑)。

 



クロ・ノワール


生産地
ジュヴレシャンベルタンの隣村ブロションの丘の中腹に「クロ・ノワール」、 セドリック・バタシのドメーヌがある。南
西に面し傾斜をもって広がる彼のブドウ畑は見晴らしが良く、ジュブレ村が遠くに一望できる。このあたり一帯の気候
は、夏は暑く乾燥気味な「大陸性気候」の影響を受けるが、彼の畑はちょうど傾斜に沿って緩やかな凹みが伴っている
ため保水性が高く、比較的乾燥にも強い。
歴史
現オーナーであるセドリックの母方の家系はブドウ栽培農家で、彼 はその4代目にあたる。3 代目である彼の父が、1 980
年にブドウ農家から正式にドメーヌ・クロ・ノワールを起ち上げ、ワインの醸造とボトル詰め販売を始める。セドリッ
クは 1990 年から父親の仕事を手伝うようになり、少しずつワインの世界に馴染んできたが、1995 年、父親の事情でク
ロ・ノワールは一度閉鎖するまでにいたる。父親に代り、突然畑仕事の全責任を負ったセドリックは、1997 年、ドメー
ヌを再び起ち上げるためにボーヌの醸造学校に通い、1999 年にブルゴーニュ、カリフォルニア、ラングドックと研修を
経て、2000 年に再度「クロ・ノワール」のドメーヌ名で再開する。彼に代わって以降、畑は 100%ビオロジックに変わ
り、醸造も自然酵母、SO2 制限と、よりナチュラルな方法が実践されている。
生産者
現在、セドリックは4.25ha の畑を1人で管理している。( 忙しい時は季節労働者の手を借りる)彼の所有するピノノ
ワールの90%は樹齢が 70 年を優に超える古樹で、粒が小さく凝縮されている。( なかには樹齢 120 年を経た古樹も現
役で活躍する)そのため収穫量が 40hl を超えることがほとんどなく、肉厚で果汁の少ないブドウから毎年熟成に耐えう
るエキスたっぷりのワインが出来上がる。加えて、彼の醸造スタイルはジュヴレの伝統的な醸しにマセラシオン・カル
ボニックの方法を取入れているため、常に、力強さの中に果実のまろやかさが同調するワインに仕上がっている。
ヴィニョロンと同時に、一 方でハウステクノの DJ という顔をもつセドリックは、ワ イン作り以外の時間のほとんどを、
曲作りとライブに注ぐほどの音楽好きという一面を持っている。ベースとなる既存の音楽に独自のリズムをアレンジす
るハウステクノの感性は、どうやらそのまま彼のワイン作りのスタイルにも活かされているようだ。
クロ・ノワールの+α情報
<もっと知りたい畑のこと>
土壌:アルジロ・カリケール
総面積:4.25 ヘクタール
品種:ピノノワール、ガメイ
樹齢:30~120 年(ピノノワールは 70 年平均)
剪定方法:コルドン、ギュイヨ・サンプル
生産量:40hl以下(1ヘクタールあたり)
収穫方法:収穫者 27 人でケースを使った手摘み。畑で粒レベルの選果
ビオの認証:なし
<もっと知りたい醸造のこと>
醸造方法:スミ・マセラシオンカルボニック
ブドウを畑で選果後、70%を房のまま 30%を除梗破砕し、密 閉したホーロータンクへ。醸 しの温度をいったん 12~15℃
まで下げ、二酸化炭素を注入後そのまま自然に温度が上がり発酵が始まるまで待つ。発酵期間中は 1 日 1 回のピジャー
ジュが中心。( 年によってはデレスタージュも施すことがある)マセラシオンの期間は約 14 日間、発酵の期間は約 10
日間。フリーランとプレスをアッサンブラージュした後、マロラクティック醗酵が始まる前に古樽に移し 18~24 ヶ月
の熟成。アッサンブラージュ後 3 ヶ月間ホーロータンクでワインを落ちつかせてから瓶詰め。( コラージュなし)
酵母:自然酵母
発酵期間:ホーロータンクで 10 日間
熟成方法:古樽
SO2 添加:収穫後とキュヴェゾンの間に極微量。
熟成樽:2~10 年樽
フィルター:目の粗い砂(テール)で軽くかける。

                                          ~ヴァンクール資料より~

 

wine-navi指数
wine-navi 50 index
  0   0    
5大シャトー index
  13,866   0   0.00  
DRC index
  0   0   0  
  • 地域別ワインリスト
  • France
  • Germany
  • Italy
  • U.S.A.
ワインバー cabotte