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Arbert Morot アルベール・モロ

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ボーヌ村を代表する生産者は誰か?

んー、、なかなか難しいですね。

ちなみに順番は関係です、、念のため。

 

 

Arbert Morot アルベール・モロ

 

老舗の集うボーヌにあって、安定した酒質で一目置かれているつくり手

アルベール・モロの名声を高めたマダム・フランソワーズ・ショパンは引退し、現在は甥にあたるまだ30代のジョフロワ・ショパン・ド・ジャンヴリ――2000年から全面的に参画した――がドメーヌを運営する。リリースする銘柄はプルミエ・クリュのみで、それもボーヌに特化――サヴィニーのモノポール、バタイエールがあるが――したドメーヌ。

ブルゴーニュ・ワイン産業の中心地であるボーヌは、オスピス・ド・ボーヌなどワインを取り巻く名所や旧跡で有名だが、そのアペラシオンのクオリティの高さはあまり知られていない。それは畑の格付けに端的に表れていて、ヴィラージュの140ヘクタールに対しプルミエ・クリュが340ヘクタールと、コート=ドールの他の多くのアペラシオンと異なり割合は逆転している。ちなみに最大の広さがあるジュヴレ=シャンベルタンでは360ヘクタールのヴィラージュに対し、プルミエ・クリュとグラン・クリュを併せた広さは170ヘクタール、お隣のポマールもヴィラージュは210ヘクタールだがプルミエ・クリュは120ヘクタールという比率で、これらの村と較べてみてもボーヌというアペラシオンの質の高さが窺える。そのボーヌに、ドメーヌではプルミエ・クリュのなかでも最も評価の高いクリマであるグレーヴやブレッサンド、それにマルコネといった区画を中心に所有している。

樹齢はクリマによって多少異なるが、平均で40年ほど。芽掻きに加え7月にはヴァンダンジュ・ヴェールトもおこない収量をしっかりと抑える。また収穫時にはトリを付し、良質の果実のみを厳しく選別する。100パーセント除梗されたぶどうはMPFを4、5日間、その後木製の発酵槽で野生酵母のみでのアルコール発酵、ピジャージュとルモンタージュも併用する。熟成は新樽と旧樽半々ずつで1年半弱寝かせるが、その間オリ引きはせず、瓶詰め前に1回だけで、フィルターもかけない。

ワインは濃すぎることはないが、深みある色合いで、複雑さと滑らかさを備えた優美な赤。しっとりとしたうまみを備えた味わいで、以前の若いうちはカタさも感じられたものから、しなやかさの加わった若くても愉しめるタイプに変化した。とはいえ熟成させてこそ真価を発揮するというスタイルに変化はなく、アルベール・モロでは20年近くに遡りバック・ヴィンテージも取り揃えていて、現在でも1980年代半ばのミレジムの出荷も可能。またドメーヌはコンスタントにマールとフィーヌの生産もおこない、隔年に1.5樽ほどの量を、7年から8年ほどしっかりと熟成させて――ラベルに明記はされていないが、現在リリースされているマールは1996年産で、フィーヌが1997年もの――製品化している。

最後に嬉しいお知らせをひとつ。以前は赤のみのドメーヌであったが、2001年、ボーヌのプルミエ・クリュ、エグロの白が加わった。所有する区画はクロ・デ・ムーシュに接していて、豊かな果実味のなかにもミネラル分を感じさせる、アルベール・モロらしいしっかりした構成の白である。

 

 ドメーヌ・アルベール・モロ 主要畑一覧

プルミエ・クリュ 単位:ヘクタール
 サヴィニー=レ=ボーヌ・ラ・バタイエール・オー・ヴェルジュレス 1.81
 ボーヌ・マルコネ 0.67
 ボーヌ・ブレッサンド 1.27
 ボーヌ・サン・ヴィーニュ 1.27
 ボーヌ・トゥーサン 0.77
 ボーヌ・グレーヴ 0.12
 ボーヌ・トゥロン 1.00
 ボーヌ・エグロ・ルージュ 0.75
 ボーヌ・エグロ・ブラン 0.25
                                    ~ラックコーポレーション資料より~
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