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Bernard Dugat-Py ベルナール・デュガ・ピィ

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濃い造り手ではあるが、なぜか昔から好きだったな~。濃いだけではない何かがある気はしていたものの、テロワールとワインの造り手たちを読んでその理由が、なんとなく分かった気がする(ホントか?)

 

この本で彼の好きな言葉が紹介されいるのでこちらでも、、

 

『ほかのライオンのまねをしようとするライオンは、サルでしかない』

 

個人的には、この言葉より注釈に出てきたこの言葉の方にグッときた。

 

『神は水しか造らなかったが、人はワインを造った』

人がいなければテロワールは成り立たんって事ですね。

共にヴィクトル・ユゴーのお言葉です。

 

 

Bernard Dugat-Py ベルナール・デュガ・ピィ

 

濃密な果実味をバックボーンに備えながら、あくまでピノ・ノワール特有のエレガントさを体現しそれに個々のテロワールの差異が彩りを添える、といった具合のワインは、確かに現在のブルゴーニュで望みうる最上の1本。1975年の収穫からドメーヌに携わり、1989年のヴィンテージより元詰を開始したドメーヌ・デュガ=ピィの当主、ベルナールが生むワインである。

妻のジョスリーヌと息子のロイック――ひとり娘のマガリーもドメーヌに入った――で、10ヘクタール強の広さを切り盛りするが、畑は、殺虫剤や化学肥料の類は一切使用せず、日々こまめな手入れを必要とするビオロジークで耕作。1998年より開始し、2003年からは全ての地所でおこなうようになった。

ヘクタール当たり1万本前後というのが強い植栽密度だが、デュガ=ピィの場合、より多い本数が見られ、ジュヴレのプルミエ・クリュ、プティト・シャペルやシャンベルタンでは1万3000本という尋常ならざる密植。加えて樹齢は若くても20年から30年、ほとんどの銘柄はヴィエーユ・ヴィーニュの表示があり、それらのぶどう樹は50年から90年と常軌を逸した古さ。

ギュヨ・サンプルで仕立てられたヴィエーユ・ヴィーニュのぶどう樹は強い密植ときつい剪定に芽掻きから収量は自然と落ち、豊作の年でも30ヘクトリットルを超えることはない――エヴォセルにおいては2001年で19ヘクトリットル、1997年はたったの7ヘクトリットルだった――ため、ヴァンダンジュ・ヴェールトはほとんど必要としない。収穫は決して遅摘みはせず、総じてバン・ド・ヴァンダンジュより早く――当然、許可を得てだが――おこなっている。

畑においてしっかりとトリを付されたぶどうは、傷付きや潰れるのをふせぐため、数十センチ四方で深さは20センチ弱しかないキャリアーでカーヴに運ばれるが、その際はトラクターなどではなく保冷車のヴァンを使用。収穫されたぶどうを細心の注意を払って運搬することにかけては、このベルナールの右に出るものはいない。

つくりはキュヴェ、ミレジメにより異なり、フレキシブルな対応を見せる。除梗は基本的にしないが、ぶどうの熟し具合によっては半分ほどおこなう場合もある。イノックスのタンクは用いず、セメント槽と木桶で野生酵母によるアルコール発酵、ピジャージュ、ルモンタージュは必要最少限――2005年のシャンベルタンといくつかのキュヴェでは無し――にとどめる。果汁、ワインの移動にポンプは用いず、グラヴィティ・フローでおこない、余計な負荷を掛けない。新樽――焼きはごく軽いものを使用――はブルゴーニュACに2割前後、ジュヴレのヴィラージュで3分の1から3分の2――クール・ド・ロワは新樽のみ――の割合だが、それら以外は基本的に100パーセント使用。そして清澄、フィルターなしでの瓶詰めとなるが、その際SO2の使用は最低限にとどめている。

本拠地ジュヴレにはデュガ=ピィ独自の銘柄がある。ジュヴレ=シャンベルタンのクール・ド・ロワはリュー=ディの名ではなく、樹齢50年から90年になる古木を中心に、好立地にある区画をセレクションしたワインに付けた名称。ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュはフォントニー、コルボーそれにペリエール、の3区画のブレンドで樹齢の平均は50年。また2000年ヴィンテージからお目見えしたACブルゴーニュのキュヴェ・アリナールは、中身はれっきとしたジュヴレ=シャンベルタン。国道74号線の東側にある平坦な区画の樹齢30年未満のぶどう樹から、ドメーヌではデクラッセし、ACブルゴーニュとしてリリースしている。

2003年よりムルソーとポマールの生産を開始、さらに2004年のミレジメからはシャサーニュ=モンラッシェのプルミエ・クリュ、モルジョ、加えてジュヴレ=シャンベルタンにも数区画とドメーヌの規模も徐々に大きくなってはいるが、そのあまりに殺到する需要のため、ほとんど焼け石に水状態。

                                      ~ラックコーポレーション資料より~

 

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