今回、どこの生産者に行っても、挨拶よりも先にまずは軽い失笑からスタートしました。
『大丈夫か?』
『寒くないのか?』
『笑、、、、』
冬の自転車は、フランス人にとっても相当変わっているらしい。
中でも一番驚いてくれたのは、ドミニク・ル・グエンさんでした。
ここに来るのは3度目で、自分にとっても非常に大切な生産者。こんなに有名になる前から知っていたこともあるのだろうが、それよりも自分の店でブルゴーニュ・ルージュからボンヌ・マールまでを飲むワイン会を開催している事が大きいかもしれない。
ユドロ・バイエで助かったのは、セラーが一階にあった事。寒すぎず、ワインも冷たすぎなかったため他よりは味わいが分かりました。やさしい果実味とミネラルの絶妙なバランスが2007年というヴィンテージでも表現されていて改めて彼の才能を再確認出来ました。。
才能と言ってもワイン造りにとって何が大事なのか?お互いの拙い英語ではもちろん、そんな話は出来ない。でも彼のちょっとした動作がそれを教えてくれる。
樽から順にテイスティングしているとある事に気づく。プルミエあたりから、わざわざ別の2つの樽からワインをとり、混ぜてからグラスに注いでいるのだ。
『なぜ混ぜるんですか?』
『だって新樽と一年樽が50%づつだから』とさらり。
こんな丁寧さがワインに現れるでしょうね。




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