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ワインナビブログ

2009年1月アーカイブ

ブルゴーニュ訪問記③ユドロ・バイエ

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2009フランス旅行 083.JPG今回、どこの生産者に行っても、挨拶よりも先にまずは軽い失笑からスタートしました。

 

『大丈夫か?』

『寒くないのか?』

『笑、、、、』

 

冬の自転車は、フランス人にとっても相当変わっているらしい。

中でも一番驚いてくれたのは、ドミニク・ル・グエンさんでした。

 

ユドロ・バイエ

 ここに来るのは3度目で、自分にとっても非常に大切な生産者。こんなに有名になる前から知っていたこともあるのだろうが、それよりも自分の店でブルゴーニュ・ルージュからボンヌ・マールまでを飲むワイン会を開催している事が大きいかもしれない。

ユドロ・バイエで助かったのは、セラーが一階にあった事。寒すぎず、ワインも冷たすぎなかったため他よりは味わいが分かりました。やさしい果実味とミネラルの絶妙なバランスが2007年というヴィンテージでも表現されていて改めて彼の才能を再確認出来ました。。

2009フランス旅行 044.JPG

 

才能と言ってもワイン造りにとって何が大事なのか?お互いの拙い英語ではもちろん、そんな話は出来ない。でも彼のちょっとした動作がそれを教えてくれる。

樽から順にテイスティングしているとある事に気づく。プルミエあたりから、わざわざ別の2つの樽からワインをとり、混ぜてからグラスに注いでいるのだ。

『なぜ混ぜるんですか?』

『だって新樽と一年樽が50%づつだから』とさらり。

こんな丁寧さがワインに現れるでしょうね。

 

 

 

ブルゴーニュ訪問記②ピエール・アミオ

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今回の渡仏で一番失敗したのは風邪とアレルギー性鼻炎の併発してしまった事。

でも一番つらかったのは言語の問題でした。

上田君(ヌーベル・セレクション代表)に若干騙されましたが(笑)結構英語喋れないですね、生産者。

次に訪問したピエール・アミオもほぼ喋れずでしたが、意外な助っ人の登場で何とかなりました。

 

ピエール・アミオ

以前うちの店でワインの持ち込みの会をやった時に、『これからは、モレですよ!モレ!』と

上田君が力説していたのですが、本当に去年からモレ・サン・ドニを押しまくっていますね。

そんな中でも上田君の一押し(多分)生産者、ピエール・アミオに行ってきました。

 

とは言っても、体調がどんどん悪くなっていくばかり。不安いっぱいで訪ねると案の定英語は全く喋れないご様子。軽い挨拶の後セラーに行くもどうにも盛り上がらない。これはまずいと思っていると『ちょっと待ててくれるか?だれか呼んでくる』と言って(多分)外に行ってしまう。

嫁に『全然英語喋れないじゃないの!!』と怒られながら待っていると、助っ人を連れて戻ってくれました。

2009フランス旅行 038.JPG

右からジャン・ルイ・アミオさん、助っ人さん、自分

 

 名前が聞き取れなかったのですが、ニューカレドレアからワインの勉強に来ている真ん中の彼が救世主。英語も出来るし、日本にも来たことのある彼が通訳してくれました。

まあ、そうは言ってもこちらの体調、というより嗅覚が戻らないことには盛り上がれない。とりあえずは新樽比率など当たり障りのない話をしているとアミオさんから『2007年ではこれが最高だ!』と言ってジュヴレ・シャンベルタン コンボット 2007を飲ませてくれる。

確かに美味しい。果実味があり、酸もきれいでちょっと他のワインとは異質に感じる。

『醸造上、何か他と違う事をしたんですか?』と聞くと

『何も。プルミエに関しては全く一緒だよ』

いえいえ、別にテロワール主義なわけではないですよ。

ただ、これだけ体調が悪いのにその違いがはっきり分かるとちょっとそう思いたくなりますね。

ピエール・アミオ2007の入荷が今から楽しみです。

ブルゴーニュ訪問記①ルー・デュモン

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遅くなりましたが新年明けましておめでとうございます。今年もワインナビを宜しくお願いします。

年末年始のバタバタでほとんど更新が出来ませんでしたが今年は更新頻度上げていきます!そのバタバタの主な原因でもあるフランス訪問をネタにしばらくは行かせて頂きます。

 

ブルゴーニュ訪問記①

以前は、何件もの生産者を廻り、数で勝負しているところがあったのですが、今回は『嫁にもブルゴーニュの畑を見せられたらなー』くらいな気持ちで、生産者廻りは別にいいと思っていました。正月という時期もあり、単純に休みで行けないだろうと。ただ、どこにも行かないのも寂しいので、フランスに行く度にお世話になっている上田君(ヌーヴェルセレクション代表)に相談すると快く生産者を紹介してくれました。

というわけで今回は、ルー・デュモンピエール・アミオユドロ・バイエナタリー・ヴィゴアニエス・エ・セバスチャン・パケの5生産者に行ってきました。

ただ不覚にも現地で風邪とアレルギー性鼻炎を併発してしまい、ワインの味はほとんど分からなかったため(生産者の皆さん、すいません!)、テイスティング・コメントのようなものは書けないのですが、現地の雰囲気だけでも伝えられればと思っております。

 

ルー・デュモン

まずは、皆さんご存じのルー・デュモン!日本人醸造家、仲田晃司さんがやっているという事で有名ですね。仲田さんの所を訪ねるのは3回目なんですが、最近お引っ越しをされたため、この場所に来るのは初めて。ジュヴレ・シャンベルタン村の中心地で、カミュの家の目の前、ドミニク・ガロワの家からもすぐそばにあります。

約束の時間に遅れると仲田さんが寒いのに家の前で待っていてくれました。彼の人柄の良さは並大抵ではありません!これには、誰も異存はないと思います。これだけ成功したら少しくらい偉そうになってもいいんじゃない?!と思ったりもするのだが、誰に対しても腰が低い。これは、単純に見習わねば!  

2007年を樽から試飲

2009フランス旅行 084.JPGのサムネール画像のサムネール画像

ブルゴーニュ・パストゥーグラン、フィサン、ラドワ、ジュヴレ・シャンベルタンと飲み続けるもどうにも味が分かりにくい。風邪で鼻が利かないのもあるのだが、ワインが冷たい。これは、予想していなかった。セラーと言えども冬はやっぱり寒く、冷たすぎてテイスティングにならない。仲田さんも『ちょっと分かりづらいですねー』セラーの温度を尋ねると『だいたい8度くらいですね。もう少し高めにしたいので今度断熱材をこの上(地下と一階の間)に入れます』 ワインには問題のない温度でもテイスティングにはちときつい。やはり次回はもう少し暖かい時期にするか、、

07の特徴を尋ねると『個人的にはいい年ですね、早くから飲めますし。確かに長期熟成の観点からすると良くないという風になってしまうのかもしれませんが、無理に強くするつもりはありません。なのでこのように色調も薄めです』確かに薄い。最近仲田さんのワインが濃くなっているなーとは思っていたのだが、、『ヴィンテージを表現したいんですよ。他の多くの生産者が07も色の抽出をしているんですが、僕はそのままでいいかなーと。それがヴィンテージの特徴なんですから。まあ、だから05はあんなに濃くなっちゃいましたが(笑)』なるほど、これで疑問が解けました。日本に帰ったら04のルー・デュモンをCabotteで開けてみよう。

2009フランス旅行 085.JPG

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